最近ネットニュースの記事で「実家暮らしの人は自立できない」ということについて書かれている記事を見ました。
この記事を読んで私は共感できる部分もあるし、そうではないと思う部分もありました。
この単純な考え方にも違和感を覚えます。
ということで今回は自立について掘り下げていきます。
「自立とは何か?」ということから、自立についての世の中の声や私なりの考えをシェアします。

私が読んだニットニュース記事の内容を簡単に解説
私が読んだ記事は実家暮らしの40代男性についての内容です。
その男性は一度も実家を出たことがなく一人暮らしの経験がありません。
実家を出ない理由について
- 利便性がいい
- 一人暮らしした場合の出費がもったいない
ということを挙げていました。
家にお金も入れているそうで、将来的に両親の面倒も見るつもりだと言っています。
これについて専門家の意見も紹介されていました。
専門家の女性は昔と今の自立の形の違いを指摘し「生き方が多様化し、自立の価値観も変化している」と述べています。
記事のコメント欄には一人暮らし経験者の声が多く「一度は一人暮らししてみるべき」という意見も多いようです。
ですが記事内の男性の気持ちに賛同する声や、他にもそれぞれが思う自立についての考えも多く投稿されていました。
一人暮らしすれば自立したことになるのか?
では一人暮らしをすれば自立できるものなのでしょうか?
私は少し疑問に思います。
例えば一人暮らししていても実家から仕送りを貰っていたり、何かしらの援助を受けていると自立とは言い切れない気がします。
一人暮らしは孤独感を感じやすく、孤独を癒すため他人に依存しているようであれば自立とは言えないでしょう。
なので「一人暮らし=自立している」とは単純に言えないと思います。
自立とは?自立について改めて確認
ここで改めて自立とは何か確認しましょう。
辞書によると自立とは
「他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに存在すること。」
とあります。
そして一般的に自立には4種類あるとされていて、それがこちら。
- 身体的自立
- 精神的自立
- 経済的自立
- 社会的自立
それぞれ解説していきます。
身体的自立
身体的なサポートを必要とせず、日常生活を自力で行える状態のことです。
人によってはケガや病気でサポートが必要な場合もあります。
ここで言う自立の定義は「すべてを一人でできること」ではなく「自分の意思で生き方を選べていること」です。
そのため身体的に自立していないからと言って自立できないわけではありません。
福祉サービスや周囲の助けを借りながら自立している人もいます。
精神的自立
他人に依存せず、自分で考えて物事の選択や行動ができる状態のことです。
他人からの評価や期待に振り回されず、自分の感情や価値観で判断できる状態。
つまり自分軸を持っているかどうかがポイントです。
経済的自立
親や国などに頼ることなく、生活するためのお金を稼げる状態のことです。
実家暮らしの場合でも、自分で生活費が賄えるほどの収入を得ているかがポイントです。
社会的自立
自分で考え責任ある行動ができる状態のことです。
他者と適切な距離でコミュニケーションを取ったり、自分の役割や責任を果たす意識があるかがポイントです。
自立の本質はどう生きているか
自立について見てみると「一人暮らしでも精神的に依存している人」もいれば「実家暮らしでも全て自分でこなしている人」もいますよね。
どんな暮らしをしているかではなく、どう生きているかが自立を判断するポイントになります。
私の妹は実家暮らしですが自立しています
私の妹は結婚しておらず独身、母と実家暮らしです。
仕事をしていて一人暮らしできるほどの収入を得ています。
家事のほとんどは母がやっているようですが手伝いもしていますし、自分の部屋で趣味を楽しんで自分の生活スタイルを確立しています。
そのため私から見ると妹はしっかり自立していると思います。
彼女にとって実家にいるという選択は「一人暮らしする必要を感じないから」というのが理由。
実家のある場所は駅から近く利便性抜群。
周辺も店が充実していて住むのに人気のエリアです。
住みやすい環境であることと、母を一人暮らしさせるのが心配という理由から実家暮らしをしています。
私は一人暮らしを選択したので、妹が母と一緒に住んでくれていることは正直ありがたいです。
母も高齢になってきたので体が心配ですし、妹がそばにいてくれることで私も安心して一人暮らしできています。
私は一人暮らしで自立できました
一方で、私の場合は一人暮らしの経験が自立のきっかけになりました。
私が最初に一人暮らししたのは26歳の時。
全く知り合いがいない東京で本当のひとりぼっち。
暮らし始めて最初の1ヶ月は寂しすぎてホームシックになりましたね。
それまでまともに家事をしたことがなかったので最初のうちは特に大変でした!
それでも徐々に一人暮らしの生活に慣れていき、家事もできるようになったし、孤独感もなくなって精神的にも落ち着いていきました。
頼れる人がいない中で、東京での一人暮らしの経験は自分自身大きく成長したきっかけだったと思います。
特に私は料理があまり好きではないし得意ではないので、一人暮らしをきっかけに料理が上達したのも良かったです。
そして現在は福岡で一人暮らし中。
大抵のことは一人でできるようになったので、私にとっては一人暮らしが自立になったと思います。
自立の形は人それぞれ違う
このように私と私の妹では暮らし方が違いますが、それぞれ自立しています。
自立の形は人それぞれだと思うんですよね。
実家暮らしでも自分で責任を持って暮らしていれば立派な自立。
逆に一人暮らしでも誰かに依存していれば、それは完全に自立しているとは言えないと思います。
自立は「どこに住んでいるか」で決まるものではなく「自分で選び、責任を持って生きているか」で決まるのだと私は感じています。
まとめ|自立に暮らし方は関係ないし実家暮らしでも自立はできる
自立について私なりの考えをお話ししてきました。
私の周りにいる実家暮らしの人たちは一人暮らしをすることにメリットや理由を感じていないため、実家暮らしを選択しています。
ですが皆しっかり自立しています。
人それぞれ自立の形は違うなと本当に思うので
「実家暮らしだから自立できていない」
「一人暮らしだから自立できている」
とは単純に言えないと思います。
自立しているかどうかは住む場所ではなく、その人自身を見て判断すべきだと思います。
あなたはどう思いますか?
よかったら、ぜひコメントで教えてください。



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